打ち出の小槌 [木彫]
打ち出の小槌とねずみ。
カワセミの前に作った打ち出の小槌です。
厚い板がなかったので貼り合せて作ってますので、
木の色とラインが。
大国さんとねずみのつながりは古事記にあったそうです、
大国主が因幡の白兎を助けた後の話で、
大国主は須佐之男の娘、須勢理姫との結婚の条件に
三つのしれんを須佐之男から課せられた。
一つ目は蛇の室(むろや)で一晩すごすこと。
二つ目はムカデと蜂の室ですごすこと。
三つ目は射ると音の出る鳴鏑(なりかぶら)の矢を取ってくること。
二つは須勢理姫からヒントをえて無事クリアー、
三つ目の矢。
須佐之男は草原に矢を射る、大国主がその矢を取りに行ったのを
確かめてから、大国主を囲むように草原に火をつけた。
逃げ場を失い、火の海でなすすべもなく立ち尽くしていたとき、
白ねずみが出てきて、地面下のねずみの穴を教えた、
そこへ逃げ込んで命拾いをした大国主。
白ねずみは探していた鳴鏑の矢を持ってきてくれた、。
火が収まるのを待って、穴から出た大国主は、
矢を携えて須佐之男に渡しめでたく須勢理姫と結婚した。
以降大国主は命をたすけてくれた、
白ねずみを配下に加え出雲の国を治めたそうです。
ねずみは大国様のお使いであると言われています。
カワセミ [木彫]
カワセミ
木彫でカワセミをを作りました。
羽毛まで削りだす技術がないので、
アクリルペイントでごまかしてますが、その内バードカービング用の
ハッコーウイング(羽毛を削りだす電気ごて)をと思ってますが。
カワセミは水辺に生息する小鳥で、ブッポウソウ目カワセミ科に
分類される鳥で、鮮やかな水色の体色で、
ヒスイと呼ばれることもあるそうです。
体調は17cmほどの大きさで、くちばしが長く、頭が大きく、
首、尾、足はみじかい、くちばしは黒いですが、
メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別ができます。
この美しい外見から「渓流の宝石」などと呼ばれます。
宝石のヒスイはこの色に由来してつけられたそうです。
漢字の「翡翠」は カワセミ、ヒスイどちらにも読めます。
採餌するときは、水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、
魚類や水生昆虫をくちばしで捕らえます、
ときには空中でホバリング(滞空飛行)しながら
飛び込むこともあるそうです。